新世界の商店街「ジャンジャン横丁（南陽通商店街）」（大阪市浪速区恵美須東3）で11月29日、冬のイルミネーション「ジャンナリエ」の点灯式が行われた。

新世界のダルことソエジマ隊員さんも登場した点灯式

　ジャンナリエは2007年から始まり、今回が6回目。名称は当時の理事長が冗談で言ったのがきっかけという。毎年ゲストを招き点灯式を開く。同商店街の店主は「イルミネーションの規模を調べられたことがあって、神戸ルミナリエの1000分の1と言われた」と話す。

　当日は、松竹芸能の芸人で通天閣地下のスタジオ210で毎週土曜・日曜に催される「通天閣劇場 TENGEKI」に出演している「新世界のダル」ことソエジマ隊員さんがダルビッシュ選手の物まねを披露、通天閣オフィシャルバンド「通天交響楽団」が演奏した。司会はお笑いコンビの「ジャンジャン横丁。」が務めた。

　点灯と同時に観覧客がクラッカーを鳴らし、通天閣のネオンと一部の串カツ店の看板を同時に点灯する演出も。最後に七海りかさんが同商店街のテーマ曲「恋してジャンジャン」を歌い上げた。

　新世界では12月1日、通天閣がクリスマスバージョンのライトアップを行う点灯式も開く。バンド「ワタナベフラワー」のミニライブなども。開始時間は16時20分。観覧無料（展望料別）。

　ソエジマ隊員さんは「先発を任せられ、6回を投げ抜いて勝利投手の権利を得た。最終的には圧勝で、来シーズンは20勝する」と終始マイペースだった。同商店街の松谷洋司理事長は「（カップルが南京（なんきん）錠に自分の名前を書いて施錠する）誓いの鍵もある楽しいスポットなので来てほしい」と呼び掛ける。

　点灯時間は12時～24時（予定）。来年2月14日まで。