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天王寺動物園が「爬虫類生態館」リニューアルへ クラウドファンディングで資金募る

「爬虫類生態館アイファー」中州エリアのイメージ(天王寺動物園提供)

「爬虫類生態館アイファー」中州エリアのイメージ(天王寺動物園提供)

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)が現在、「爬虫(はちゅう)類生態館アイファー」のリニューアルに向けてクラウドファンディングを行っている。

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 オープンから間もなく30年を迎える「爬虫類生態館アイファー」。同園によると、「日本の自然エリア」の擬岩や壁紙が古くなっているという。

 同園は、2021年4月に動物園として日本初の地方独立行政法人化。大阪市から支援を受けているほか、寄付制度、ファンクラブ制度、アマゾンのほしい物リストなど、独自の方法で資金調達を行っている。今回のリニューアルに当たっては、クラウドファンディングで資金を募る。第1目標を「中洲:ニホンイシガメの常設展示を実現」(4,400万円)に設定。現在、約600人から1,000万円以上が集まっている。

 向井猛園長は「私たち大人が子どもの頃に出会った水辺の生き物たちと、都会の暮らしの中で出会う機会が減ってしまった。アイファーは、水辺の生き物たちと出会える場所の実現を目指している。老朽化した壁紙や擬岩を補修し、本来の生息環境に近い広々とした環境を用意することで、日本の水辺の原風景を再現する。水生生物たちの生き生きとした姿を見てもらえる場に、天王寺動物園を愛してくださる皆さんと共に築き上げていきたい」と支援を呼びかける。

 支援募集は5月31日23時まで。

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