大阪に夏の訪れ告げる夏祭り「愛染まつり」が6月30日、四天王寺の支院「愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で始まった。
愛染まつりは、天神祭、住吉祭と並んで大阪三大夏祭りの一つに数えられ、夏祭りの先駆けとして知られる。初日は昨年5年ぶりに復活した、天王寺駅付近から同寺まで練り歩く愛染娘らの「宝恵駕籠(ほえかご)パレード」が盛大に行われ、境内で愛染娘を乗せた宝恵駕籠を上げる恒例の「駕籠上げ」を多くの人が観覧した。
期間中は「愛染明王」「大日大勝金剛尊」の特別開帳が行われるほか、小規模だが6年ぶりに露店が出店する。
開門時間は9時~21時。7月2日まで。