あべのハルカス近鉄本店（大阪市阿倍野区阿倍野筋1）で10月10日、これまで改装工事を行っていたウイング館4階～8階がオープンした。

約2300平方メートルの大型書店「ジュンク堂書店」

　4階・5階はLサイズ・Sサイズなどを扱う「サイズワールド」などの婦人服、手芸用品店などで、5階はアクティブシニア女性層をターゲットにした。

　6階は「スポーツライフ」のフロア。「アウトドア」「ゴルフ」「旅行用品」など5つのゾーンで構成。足のサイズを計測する3次元測定器などでシューズ選びができる「アシックス・ランニング」、往復30メートルのトライアルコースを備えたウオーキング＆スポーツシューズ売り場「ウォーク＆ラン パーク」、1回30分のサーキットトレーニングなどを行う会員制の女性専用フィットネススタジオ「ボディーズ」など。

　7階は20代後半～30代の男性向けのファッション店18店が並ぶ「近鉄メンズ（ソラハ・メン）」。主なブランドは「ダブルスタンダードクロージングヒム」「メメント」「コンプリートワークス」など。約2300平方メートルの大型書店「ジュンク堂書店」も。

　8階は、おもちゃやキャラクター雑貨店など子育てファミリーをターゲットにした専門フロア「Kodomoの街」。動物のぬいぐるみが並ぶ「アニマルプラネット」、鉄道模型専門店「ポポンデッタ」、子ども専用のヘアサロン「ズッソキッズ」など。

　来春グランドオープン予定の日本一高いビル「あべのハルカス」の地下2階～14階に入る同店は今年6月、一部先行オープン。これまで本店として営業してきた本店がウイング館となり、改装工事に入っていた。同館の地下2階～4階（一部）がオープンする全面開業時に営業面積10万平方メートルの日本最大の百貨店となる。今回のオープンで営業面積が7万7000平方メートルとなり、約77％が完成した。