建設中の日本一高いビル「あべのハルカス」、完成時の高さ300メートル到達

建設中の超高層ビル「あべのハルカス」2012年8月30日6時50分撮影

建設中の超高層ビル「あべのハルカス」2012年8月30日6時50分撮影

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 2014年春の開業を目指し建設中の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)が8月30日、完成時の高さ300メートルに到達し、ビルでは「横浜ランドマークタワー」(横浜市)の高さ296メートルを抜いて日本一の高さになった。建築主は近畿日本鉄道(天王寺区)。

ビル壁面には「あべのハルカス 300メートル到達 高さ日本一」の掲示も

 同ビルは、高さ300メートルで地下5階・地上60階建ての超高層ビル。延べ床面積は約21万2000平方メートル。昨年2月に地上工事を開始し、8月に100メートル(20階)、今年3月に200メートル(40階)、6月に西日本一の高さ263メートル(56階)に到達した。

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 フロア構成は、地下2階~14階=近鉄百貨店、16階=美術館、18階=金融フロア、17・21階~36階=オフィス(21・22階=メディカルフロア、23階・24階=キャンパスフロア)、19・20・38階~55・57階=大阪マリオット都ホテル、58階~60階=展望台を予定。同百貨店は既存の本館と合わせて営業面積約10万平方メートルで、単独店舗では日本最大の百貨店になる予定。

 名称の「ハルカス」は、「(人の心を)晴らす、晴れ晴れとさせる」という意味を持つ、いにしえの言葉「晴るかす」から名付けた。昨年8月に名称が決まるまでの仮称は「阿部野橋ターミナルビルタワー館」。

 当日は早朝5時22分、300メートル到達の対象となる鉄骨が据え付けられた。壁面には「高さ日本一・300メートル到達」の掲示も行った。

 同ビルの開業予定は2014年春だが、近鉄百貨店が2013年夏の先行オープンに向けて調整しているという。