超高層ビル「あべのハルカス」200メートル到達-報道陣に内部初公開

「あべのハルカス」30階からの展望

「あべのハルカス」30階からの展望

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 近畿日本鉄道は3月27日、現在建設中で今月19日に200メートルに到達した2014年春オープン予定の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)の内部を初めて報道陣に公開した。

「あべのハルカス」30階(約150メートル)からの展望

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 当日は30階部分(高さ約150メートル)と24階オフィスモデルルームなどを公開。耐震構造の説明なども行った。

 あべのハルカスは、地下5階・地上60階建ての超高層ビル。完成すれば300メートルで日本一の高さのビルになる。延べ床面積は約21万2000平方メートル。フロア構成は、地下2階~14階=近鉄百貨店新本店、16階=美術館・屋上庭園、17・18・21~36階=オフィス、19・20・38~55・57階=大阪マリオット都ホテル、58~60階=展望台を予定。

 大阪マリオット都ホテルの客室数は376室。基本となる客室面積は約40平方メートル。ホテル部分・最上階57階にレストランを予定。

 中層階のオフィスはワンフロア約730坪。17・18階はカフェ・コンビニ・金融機関も入居予定。「オフィスは20社以上から申し込みがあり6割強程度のめどがついた」と発表した。

 近鉄百貨店の面積は約16万7000平方メートル(建設中のタワー館部分・約8万3000平方メートル)。ファッションを中心にしたヤング専門店集積施設(約100店舗)、キャラクターショップ、インテリア用品・アウトドア用品・文具などの専門店、コミュニティースペース、料理教室と連携したキッチン用品売り場、子ども向け屋外遊戯施設も予定。

 同日、同百貨店が「タワー館部分を来年夏ごろまでに先行開業することで調整している」と発表した。

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