超高層ビル「あべのハルカス」、日本最大級のメディカルフロア誕生へ

建設中の「あべのハルカス」

建設中の「あべのハルカス」

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 近畿日本鉄道(天王寺区)は7月30日、建設中の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)に計1200坪のメディカルフロアを設けると発表した。オフィスビル内の医療施設としては日本最大級という。

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 同フロアはオフィス部の21階・22階に位置。大阪市立大学医学部付属病院(同区)の「先端予防医療センター(仮称)」が21階に約530坪を計画。調剤薬局「アイン薬局」を展開する「アインファーマシーズ」(札幌市東区)が医療モールの企画プロモーションを行う「オレンジ総研」と提携し、21階・22階の約670坪で循環器科、心療内科、脳神経外科など専門性の高い13診療科目のクリニックを誘致。大阪市立大学医学部付属病院との病診連携を含め、高い水準の医療サービスを目指すという。アイン薬局も17階に出店予定。

 あべのハルカスは、2014年春の開業を予定する高さ300メートルの日本一高いビル(地下5階地上60階建て)。6月、西日本一の高さ263メートルに到達し、現在の高さは276メートル。近鉄百貨店、美術館、大阪マリオット都ホテル、オフィスなどが入居を予定。

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