通天閣・展望台がリニューアル、「ビリケンさん」に金のお堂-公開迫る

新たにビリケンさんが鎮座する金のお堂(工事中)

新たにビリケンさんが鎮座する金のお堂(工事中)

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 現在リニューアル工事中の通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)5階・展望台が4月27日、一般公開される。

幻想的な雰囲気を演出する展望台(4階)の天井

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 7月3日に初代通天閣から数えて100周年を迎えることで行うリニューアル。現在、展望台は工事中の5階(高さ91メートル)を閉鎖し、既にリニューアル工事が済んだ4階(高さ86メートル)を公開している。

 5階の工事期間中、3階に鎮座している幸福の神様「ビリケンさん」を元の5階に移動し、新たに豊臣秀吉の黄金の茶室とホワイトハウスを織り交ぜてモチーフしたお堂を用意。周辺に七福神の像も並べる。5月末には現在のビリケンさんから新調したビリケンさんに交代する。

 既に公開されている4階は、天井にブラックライトに反応する発光インクを使った星空などを描き、夜は幻想的な雰囲気を演出。インドの神様ガネーシャ(夢をかなえるゾウ)も設置。初めて展望台にトイレも設けた。

 2階は、売店レジを招き猫神社風に仕立て、通路は昭和初期の新世界をモチーフにした装飾を施した。新世界100周年まつりのキャラクター「キン肉マン」のミュージアムなども6月末までに用意する。

 営業時間は9時~21時(5月3日~5日は22時まで)。展望料金は、大人=600円、大学生=500円、中高生=400円、小人=300円。

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