大阪産（もん）の商品をPRするイベント「Welcomingアベノ・天王寺 おおさかもん祭り2022」が11月12日・13日、天王寺公園（大阪市天王寺区）エントランスエリア「てんしば」で開かれた。主催は大阪府とWelcomingアベノ・天王寺キャンペーン事務局。

吉村洋文大阪府知事、ハイヒール・モモコさんが大阪産名品新規認証商品の事業者と記念撮影

　大阪産と大阪産名品、大阪製ブランド製品を手に取り、味わい、体験してもらうことを目的に開く同イベント。会場では、さまざまなPRブースや飲食ブース、ステージイベントなどを展開した。

　大阪産名品は、大阪を代表する土産物などで、製造開始から50年以上が経過しているなど、時代を超えて愛され続ける加工食品またはこれに準じる商品で、大阪府がこれまで300商品以上を認証している。2022年度に認証された商品（事業者）は、大阪ちよ子（あみだ池大黒）、三晃とんかつソース（三晃ソース）、ティラプリ（上竜）、大阪の河内いちじく（千総）、ヴァッフェル（長崎堂）、ふくふくふ（福寿堂秀信）、不二の昆布茶（不二食品）、鬼サラダ（ふじや）、観音ゴマさぶれ（フローレンス）、焼きたてチーズケーキ（リクロー）の10商品。

　13日には、ステージイベントで大阪産名品新規認証商品のお披露目が行われ、吉村洋文大阪府知事、大阪産PR大使のハイヒール・モモコさんが登壇した。

　モモコさんは「インスタやユーチューブを見てもらったら分かると思いますが、新歌舞伎座や南座に行くときは必ず、大阪産をお土産にしている」と話し、大阪産PR大使は「橋下さんのときから、吉本では珍しくノーギャラでやっている」と明かした。

　吉村知事は「大阪の皆さんがあまり大阪産や大阪産名品をご存じない場合が多い。大阪の皆さんにぜひ知ってもらいたい」と呼びかけた。