大阪で路面電車を運行する阪堺電気軌道(阪堺電車)が7月8日、電車の走行位置情報や運行車両の情報(乗降口の段差)などをスマートフォンで確認できるサービスを始める。
同サービスは、南海電鉄が提供しているスマートフォンアプリ「南海アプリ」内の電車走行位置を表示する機能を拡充する形で実施。機能は、電車走行位置の表示、運行車両の車種情報、運行情報のプッシュ通知、駅(停留場)時刻表の確認、My駅(停留場)の設定など。利用無料。
同社によると、乗降口の段差が異なる4種類の車両(ノンステップ・ツーステップ・補助ステップ・ワンステップ)を運行していることから、これまでは電話などで問い合わせがあったという。同サービス開始で利用客がリアルタイムで確認できるようになる。