清風学園（大阪市天王寺区石ヶ辻町）で7月17日、関西にある70以上の飲食店が参加しカレーライスを振る舞う東日本大震災チャリティーイベント「立ちあカーレーOSAKAID 2011」 が開催される。

　会場では、イタリアン・焼き肉・すし・うどん・パンなどさまざまな飲食店が参加し、13のテントでそれぞれ凝ったカレーライスを提供する。食材費や人件費は店側が負担する。参加店はチェーン店ではない人気店が多いのが特徴。会場設営費などの経費は企業からの賛同金で賄う。

　カレーは、「アユの焼き物カレー風味」（韓菜酒家 ほうば）、伊勢赤鶏のカレー風味天ぷら（焼鳥YAMATO）、「鉄板カレーナポリタン」（トラットリア・パッパ）、「ステーキカレー」（やまがた屋＆堂島精肉店）など50種を用意する。

　同イベントは、飲食店主などが3カ月前に東日本大震災の支援を話し合って決めた。最初は現地に足を運ぶことも考えたという。5年間の継続を目指し、収支はホームページ上で公開し、売上げは全て日本赤十字社へ寄付する。

　顧問を務めるフードコラムニストの門上武司さんは「これだけジャンル、年代の違う料理人が集まって復興イベントができるのは関西特有」と話す。

　開催時間は、第1部10時～12時、第2部13時～15時。入場券は3,000円（飲食物と交換可能な10えーど分）。前売りのみで、ホームページで受け付けている。2,500枚限定。