あべのハルカス美術館（大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階）で11月20日から、展覧会「コレクター福富太郎の眼」が開かれる。大阪市内で監修を担当した山下裕二さん（美術史家 明治学院大学教授）に福富さんとのエピソードや同展の見どころを聞いた。
　

　
　キャバレー王の異名をとった実業家の故・福富太郎さんのコレクションを集めた同展。日本画・洋画の画家、総勢55人の情熱を注いだコレクションの全貌を約80点の作品で振り返る。山下さんは「私は福富太郎という人は、間違いなく戦後最高のコレクターだと思っています」と断言する。
　

　
■コレクター福富太郎の眼
会期：2021年11月20日（土）～2022年1月16日（日）
会場：あべのハルカス美術館
開館時間：火～金／10：00～20：00、月土日祝／10：00～18：00 ※入館は閉館30分前まで
休館日：11月29日（月）、12月31日（金）、1月1日（土）
観覧料：一般1,500（1,300）円／大高生1,100（900）円／中小生500（300）円
※（）内は前売りおよび15名以上の団体料金
あべのハルカス美術館公式サイト：https://www.aham.jp/