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あべのハルカス美術館、来年3月開館へ-開館記念展は「東大寺」

あべのハルカス美術館(イメージ)

あべのハルカス美術館(イメージ)

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 近畿日本鉄道は8月27日、来春グランドオープン予定の日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区阿倍野筋1)16階に開設する「あべのハルカス美術館」の開館日が3月22日と発表した。

あべのハルカス16階ロビーのイメージ

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 同ビルは高さ300メートル(地下5階地上60階建て)。大阪マリオット都ホテル、ハルカス300(展望台)、オフィスなどで構成。今年6月に百貨店「あべのハルカス近鉄本店」が一部先行オープンした。

 美術館・展示室の面積は約880平方メートル。開館時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。月曜定休。国宝・重要文化財の展示が可能で、日本・東洋美術、西洋美術、現代アートなどの展覧会を開く。

 開館記念特別展は「東大寺」で、国宝「誕生釈迦(しゃか)仏立像・灌仏盤」「木造重源上坐像(ざぞう)」、重要文化財「木造弥勒仏坐像」など約80点を出品。会期は3月22日~5月18日。

 その後、「ポルディ・ペッツォーリ美術館所蔵 ミラノ 華麗なる貴族コレクション展 」(5月31日~7月21日)、「デュフィ展」(8月5日~9月28日)も予定する。

 担当者は「年間5~6回の展覧会を催し、40~50万人の動員を見込んでいる」と話す。「全体のグランドオープンは美術館の開館前にできれば」とも。

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