大阪に夏の訪れ告げる「愛染まつり」が6月30日、四天王寺の支院「愛染堂勝鬘院(あいぜんどうしょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で始まった。
愛染まつりは、天神祭、住吉祭と並んで大阪三大夏祭りの一つに数えられ、夏祭りの先駆けとして知られる。期間中は「御本尊(愛染明王)」と多宝塔(大日大勝金剛尊)」の特別開帳を行う。マスコミへの表敬訪問などを行う今年の愛染娘は、7年ぶりに実施したオーディションで選ばれた8人が務める。
初日は、愛染娘が宝恵駕籠(ほえかご)に乗って谷町筋を練り歩く「宝恵駕籠(ほえかご)パレード」が行われ、境内で愛染娘を乗せた宝恵駕籠を上げる恒例の「駕籠上げ」が行われた。
開門時間は10時~21時。7月1日まで。