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近鉄アート館で「あべの歌舞伎 晴の会」 「肥後駒下駄」を再演

第8回 あべの歌舞伎「晴の会」の出演者

第8回 あべの歌舞伎「晴の会」の出演者

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 「第8回 あべの歌舞伎『晴(そら)の会』」の公演「肥後駒下駄(ひごのこまげた)」が8月3日~6日、近鉄アート館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階)で上演される。同館で6月28日、記者会見が行われた。

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 「晴の会」は、1997(平成9)年から6年間開塾した松竹・上方歌舞伎塾第1期生の片岡松十郎さん、片岡千壽さん、片岡千次郎さんを中心に2015(平成27)年結成。同年から、コロナ禍の影響で公演が行われなかった2021年を除き毎年夏に公演を行っている。

 「肥後駒下駄」は、1952(昭和27)年に十三世片岡仁左衛門によって中座で上演された作品で、あべの歌舞伎では2019年にも上演。監修は片岡仁左衛門さん、演出は、上方舞 山村流六世宗家・山村友五郎さんが務める。

 記者会見では同公演に出演する10人が意気込みを語った。亀屋東斎のペンネームで台本改訂も担当する片岡千次郎さんは「前回からさらにパワーアップした作品にできるように知恵を絞っている」と明かし、「近年では晴の会でしかしていない、われわれが作り上げた作品なのでいつか再演したいと思っていた。前回の反省を生かして、よりテンポよく分かりやすく、深めるところはどんどん深めていく。お客さまに感動していただく作品にしたい」と意気込む。

 開演時間は、各日12時、17時の全8公演。チケット料金は、前売り=7,200円、当日=7,500円ほか。

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