「市田ひろみコレクション 世界民族衣装サミット~世界の衣装をたずねて~」が6月26日、あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)ウイング館8階「近鉄アート館」で始まった。
「市田ひろみコレクション 世界民族衣装サミット~世界の衣装をたずねて~」の会場
服飾評論家・市田ひろみさんが収集した民族衣装コレクションの中から、アジア、中南米、アラビア半島、アフリカ、ヨーロッパの民族衣装約50点を展示するほか、市田さんによるギャラリートークも随時行う。アート館ロビーでは、「写真でふれる世界民族衣装の旅」を展開する。
市田さんは「(民族衣装は)皇帝のものは博物館に残るけど、庶民のものは誰かが守らないと残らない」と話し、「(展示しているものは)全部手仕事なので見てほしい。世界的に手仕事で時間が掛かるものは廃れているので。この中には1年掛けて刺しゅうしたものもある」と呼び掛ける。
開催時間は10時~18時(最終日は17時閉場)。入場料は一般・大学生=300円、高校生以下無料。7月1日まで。