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近畿日本鉄道、南大阪線・吉野線観光特急「青の交響曲」が秋デビュー

観光特急「青の交響曲」の外装イメージ

観光特急「青の交響曲」の外装イメージ

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 近畿日本鉄道は9月10日、南大阪線・吉野線の観光特急「青の交響曲(シンフォニー)」の運行を始める。2月17日、発表した。

座席スペースのイメージ

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 日本一の超高層ビル「あべのハルカス」が立地する大阪阿部野橋駅と桜の名所吉野山の玄関口である吉野駅を結ぶ観光特急で「上質な大人旅」がコンセプト。大阪阿部野橋駅~吉野駅間を1日4便(2往復)運行。所要時間は約1時間20分。停車駅は現在の特急と同じで、大阪阿部野橋・尺土・高田市・橿原神宮前・飛鳥・壺阪山・吉野口・福神・下市口・六田・大和上市・吉野神宮・吉野の各駅。

 車両は3両1編成で一般車両の6200系を改造した。1・3号車の座席は全て2列+1列のデラックスシート。テーブルを備えた「サロン席(3~4人用)」「ツイン席(2人用)」も設置する。2号車はラウンジスペースで軽食・飲料を販売するバーカウンターを設置する。定員65人(全席座席指定)。

 運行日は週6日で週1回運休(祝日などで運行する場合有り)。ダイヤは大阪阿部野橋発・吉野駅着=10時~11時26分(1便)、14時10分~15時26分(3便)、吉野駅発・大阪阿部野橋駅着=12時34分~13時51分(2便)、16時04分~17時22分(4便)。料金は、大人=720円(特急料金510円+特別車両料金210円)、小児=370円でそれぞれ普通運賃も必要。

 名称の「青の交響曲」は昨年10月に公募して集まった3895件から、応募案を参考にして近鉄が考案した。同社は「この沿線を『青色の列車』が走り、魅力的な観光資源と調和し響き合うことをイメージして命名した」という。

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