とんかつレストラン「KYK」を運営する曲田商店（大阪市阿倍野区）は10月21日、開業50周年記念キャンペーンの発表会を開いた。

特別商品「極みやわらかヘレとんかつ膳」

　とんかつKYKは1965（昭和40）年10月1日に三宮地下街で1号店が開業（創業は1946年）。以来、関西を中心に店舗展開している。開業50周年記念キャンペーンでは特別商品の提供などを行う。

　KYKかつ＆カリー（同区）で開かれた会見には、落語家の月亭八光さん、元乃木坂46の伊藤寧々さんが登場。MCは梅田淳さんが務めた。八光さんと伊藤さんは50周年記念の特別商品を試食した。

　特別商品は、形状を既存の棒状から変更して200グラムにボリュームアップした「極みやわらかとんかつ膳」（1,000円、11月1日～15日に1日10食限定）、鹿児島県産黒豚・沖縄県産あぐー豚・マンガリッツア豚を盛り付けた「ブランド豚食べくらべ膳」（1,000円、同16日～30日に1日10食限定）、ヘレとんかつ・ロースとんかつ・エビかつを詰め合わせた「50周年記念弁当」（888円、同1日～30日）。

　KYKかつ＆カリーでは11月1日、一日限定で開業当時の復刻メニュー3品を当時の価格で提供する。復刻メニューは、「ヘレとんかつ定食」（400円）、「エビかつ定食」「ロースとんかつ定食」（以上350円）。

　曲田商店の曲田陽一さんは「（曲田商店は）初めは喫茶店、JR天王寺の駅ビルでビアガーデンをして大きくなった。半世紀、大阪の地元のお客さんに愛され続けたことを感謝の気持ちで表現したい」と話す。

　特別商品を試食した八光さんは「とんかつを塩で食べておいしいのは素材がいい。お店選びで決めている3つのポイントは『おいしくて』『安くて』『店がきれい』。KYKは3つそろっている。肉がやわらかい」、伊藤さんは「そのまま食べても肉の味がしっかりある。やわらかくてジューシー」と、それぞれ話した。