天王寺公園の日本庭園「慶沢園」、7カ月ぶりに開園へ-公園は入園無料に

あべのハルカスが眺められる天王寺公園の慶沢園(3月31日撮影)

あべのハルカスが眺められる天王寺公園の慶沢園(3月31日撮影)

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 天王寺公園(大阪市天王寺区茶臼山町)内の日本庭園「慶沢園」が4月1日、改修工事終了で約7カ月ぶりに開園する。

天王寺公園の「慶沢園」

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 慶沢園は1918(大正7)年に完成。住友家が1926(昭和元)年に大阪市へ旧本邸(市立美術館の場所)や茶臼山と共に寄付した。面積は約1万9800平方メートル。1999年に風致景観が優れている名勝として市の文化財指定を受けた。昨年8月26日から園路、縁石などの改修工事を行っていた。

 天王寺公園は昨年12月から、天王寺ゲート側のエントランスエリアなど大部分が改修工事に入っている。10月から、公募で選ばれた近畿日本鉄道がエントランスエリア・茶臼山北東部エリアなどを管理・運営する予定。

 改修工事で無料開放していた天王寺公園は4月1日から、条例改正で入園無料(動物園、美術館は有料)となる。慶沢園は有料(大人=150円、小人=80円)。開園時間は9時30分~17時。月曜休園(月曜が休日の場合は翌平日)。

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