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巨大な「a」のイメージ「阿倍野歩道橋」が完成-園児らが渡り初め

阿倍野歩道橋が完成

阿倍野歩道橋が完成

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 阿倍野歩道橋が4月24日、2009年から阿倍野再開発事業の一環で進められていた架け替え工事を終えて完成した。同日14時からの全面開放の前にセレモニーも開かれた。

阿倍野歩道橋完成でテープカットも

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 架け替えは旧歩道橋の老朽化と下を通る道路の拡幅整備に伴い進められてきた。新しい歩道橋は長さ約197メートルで、デザインコンペで選ばれた上から見ると阿倍野(abeno)の頭文字「a」をイメージしたデザイン。屋根が付き夜間は照明がともる。歩道橋には珍しい屋根に部材を三角形に組んだトラス構造。エレベーターは周辺ビルも含め4基設置予定。建設費は約25億円。

 2014年春に全面開業を予定し、今年6月に近鉄百貨店(あべのハルカス近鉄本店)が先行オープン予定の日本一高いビル「あべのハルカス」、JR天王寺駅の駅ビル「天王寺ミオ」、2011年に開業した大型商業施設「あべのキューズタウン」などを結ぶ。天王寺ミオ南側壁面には今年3月、同歩道橋の完成に合わせて大型LEDディスプレーも設置した。

 ストリートライブが盛んだった旧阿倍野歩道橋は1970(昭和45)年に設置され、昨年1月に閉鎖。その後は新歩道橋を暫定的に開放してきた。

 今年2月、大阪市建設局が財源確保として募集した同歩道橋に設置された広告掲示板の広告事業者は、近鉄グループのアド近鉄(天王寺区)に決定。通称名の命名権(ネーミングライツ)も募集したが、入札した1社の金額が最低金額を下回り、決定には至らなかった。

 阿倍野再開発事業は1976(昭和51)年から、あべの筋から西側の旭町・阿倍野筋1~3丁目などの面積約28ヘクタールで進められてきた。これまで「あべのキューズタウン」、「あべのルシアス」などの商業施設や住宅などの建物29棟が全て完成。あべの筋の拡幅整備(2015年度予定)と公園新設(2013年度予定)を残す。

 当日は全面開放の前にセレモニーを開催。地元の文の里中学校吹奏楽部による演奏とともに常盤幼稚園の園児による渡り初めも行われた。テープカットでは、大阪市・田中清剛副市長、阿倍野区・羽東良紘区長、天王寺区・水谷翔太区長らも出席した。

 羽東区長は「南の玄関口にふさわしいランドマークができた。阿倍野・天王寺エリアを楽しんでほしい」、水谷区長は「この歩道橋ができたことでこのエリアの一層の盛り上がりが期待できる」とそれぞれ話した。

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