新世界・通天閣（大阪市浪速区恵美須東1）に2月4日、映画「スター・ウォーズ」シリーズの悪役ダース・ベイダー率いる帝国軍が登場し騒然となった。

ダークサイドに堕ちたビリケンさんを見て悲痛な表情の高井副社長

　ダース・ベイダー、ストームトルーパーの帝国軍9体は、スパワールド世界の大温泉に登場し、集まったファンとの記念撮影に応えた後、観光客などでにぎわう新世界を練り歩くと周囲が騒然となった。

　通天閣に到着した一行は、先ほどまでの友好ムードから一変し社長室を占拠。幸福の神の像・ビリケンさんにはダース・ベイダーの指示でストームトルーパーがダース・ベイダーのマスクをかぶらせる暴挙も。その場面を見た通天閣観光・高井副社長は悲痛な表情を浮かべた。

　帝国軍に扮（ふん）したメンバーは、スター・ウォーズのファンで構成する世界的なコスチューミング団体「The 501st Legion（第501軍団）」の日本支部。同団体は唯一、ジョージ・ルーカス監督に公認されているという。

　同イベントは、3月16日から全国公開される「STAR WARS エピソード1/ファントム・メナス 3D」（配給＝20世紀フォックス映画）に合わせて企画された「ダース・ベイダーを探せ キャンペーン」の一環。今後の出没予定やキャンペーンの詳細はフェイスブックなどで公開する。