天王寺動物園のアジアゾウにカボチャ-冬至の日の恒例行事

アジアゾウ「ラニー博子」にカボチャ

アジアゾウ「ラニー博子」にカボチャ

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)で12月21日、アジアゾウ「ラニー博子」(雌、推定年齢45歳)に、冬至の日にちなんでカボチャが贈られた。

ラニー博子とあべのハルカス

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 「冬至の日にカボチャを食べると風邪をひかない」の古くからの言い伝えから、風邪をひかずに長生きしてほしいと願いを込めて数年前から行っている恒例行事。今年は冬至の日の22日が同園の休園日となる月曜だったため前日に行った。ここ数年は7月30日に死んだアジアゾウ「春子」(雌、推定年齢66歳)のイベントが開かれていた。

 当日は多くの入場客が見守る中、飼育スタッフが用意したカボチャ3個をラニー博子がペロリと平らげた。飼育スタッフは「ラニー博子は45歳だが、国内でアジアゾウの平均寿命が50歳くらいなので十分高齢になっている。鼻などが肌色ぽくなり、今日の寒さに震えるなど老化の兆候が見られる」と話す。

 同園は1月1日、開園100周年を迎える。

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