「第24回 路面電車まつり」が6月11日、阪堺電気軌道あびこ道車庫(大阪市住吉区)で開かれた。
沿線住民や日頃利用機会のない人に路面電車を身近に感じてもらおうと企画したイベントで、例年「路面電車の日」(6月10日)に合わせて開催している。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、時期をずらして12月に事前応募制で人数を制限して開いた。
当日は多くの人が来場した中、斉藤雪乃さんが司会を務めたステージイベント、現役最古の電車「モ161形車」や「チャギントン」ラッピング電車などの展示、鉄道各社のブース販売などを展開した。毎回人気の部品販売には、今回も開場前から行列ができていた。
斉藤さんは「昨年より、さらに雰囲気が戻ってきた。本来の路面電車まつりの時期にみんなと会えて、すごくうれしい」と話していた。