天王寺動物園(大阪市天王寺区)は11月26日、25日にホッキョクグマの赤ちゃんが誕生したことを確認したと発表した。
ホッキョクグマ「ゴーゴ」(雄、15歳)と「イッちゃん」(雌、6歳)の間に生まれた赤ちゃん。ホッキョクグマ舎内の産室に設置した監視カメラの映像では、26日14時6分ごろに、2頭の赤ちゃんの姿が確認できたという。
同園では3月12日~21日の間に交尾が確認されたので、妊娠しているものと仮定し、母親のイッちゃんの展示を10月21日から中止し、11月8日からは、イッちゃんが出産、子育てに専念できるように飼育担当者もホッキョクグマ舎に入室しないよう閉鎖して出産に備えていた。
ゴーゴとイッちゃんは共に豚まんで知られる「蓬莱」が寄贈。2頭は屋号の「551」から名付けられている。
同園でホッキョクグマの出生は、ゴーゴと浜松市動物園から繁殖目的で借りたバフィン(雌)との間に2014(平成26)年11月25日にモモ(雌)が生まれて以来で6年ぶり。