近鉄百貨店(大阪市阿倍野区)が2月28日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた取り組みとして営業時間の短縮などを発表した。
2月25日に厚生労働省が発表した「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」を受け、感染拡大防止の重要期間と位置付ける期間の緊急対応策として3月2日~17日の16日間、開店時間を概ね1時間遅らせ、閉店時間を一部早める。
同社によると、「お客様の健康と安全確保ならびに安心安全の買物環境の提供」「時差出勤による従業員の健康維持ならびに小中高校一斉休校要請への対応を含む従業員の労働環境整備」「営業時間の短縮を利用した店内の清掃、アルコール消毒など衛生管理の更なる強化」が目的という。
店舗別の営業時間の詳細は同社ホームページで知らせるほか、3月に実施予定の一部大型催事については、中止や延期を検討している。