あべのハルカス(大阪市)阿倍野区)の展望台「ハルカス300」で開催中のプロジェクションマッピングイベント「CITY LIGHT FANTASIA BY NAKED -Crystal World-」に2月6日、大阪芸術大学の学生が制作したコンテンツが加わった。
ネイキッド(東京都渋谷区)が企画・演出・制作する同イベント。東京タワー、名古屋テレビ塔などでも開かれており、ガラス窓面や床面にプロジェクションマッピングを投影することで、夜景と融合した映像や空間を楽しめる。今回のテーマは「大阪の夜景に現れる奇跡的な雪景色」で、空から降る雪やクリスタル、オーロラなどを表現した。
今回、大阪芸術大学アートサイエンス学科の学生6人が授業の一環でネイキッドと共同制作した作品「Lights of Nature」を、58階天空庭園でのプロジェクションマッピングショーに追加。「初めて雪を見た日の感動体験、美しくも儚く散っていく氷の花、寒いからこそ感じられる美しさ、神秘に満ち溢れた海中の世界、幻想的なオーロラ姫」を表現した約4分間の作品で、15分毎に上映する。
制作した学生の榊田祐也さんは「こんなに多くの人に見ていただいてびっくりした。最初の投影のときに拍手をいただいたのでうれしい。ネイキッドの幻想的な映像美を損なうことなく作れたので良かった」と話した。
開催時間は18時~21時40分(2月14日~3月31日は18時30分~)。観覧無料(展望台の入場料要)。3月31日まで。