地上高さ300メートルの日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で成人の日の1月13日、新成人が階段を歩いて上がるウオーキングイベント「第7回ハルカスウォーク 地上300メートルの成人式」が行われた。
「ハルカスウォーク 地上300メートルの成人式」参加者全員で記念撮影
2014(平成26)年から続く恒例イベント。公募で集まった新成人が、それぞれの「成人の抱負」を書いたたすきを掛け、同ビル地下1階から60階(展望台)まで計1637段の階段を歩いて上る。
今年は新成人99人(内1人がリタイア)が参加。成人式の前に参加する人が多く、振袖姿の人が10人いた。階段を歩いて上がる参加者からは笑顔が見られるなど、終始和やかな雰囲気だった。
振袖姿で参加して新成人代表の宣誓も務めた細見ひなさんは「以前からニュースで拝見して、ぜひ上りたいと思った」と話し、「達成感しかない。最後の休憩ポイントの36階で心折れそうになったけど無事に上れて安心した」と振り返った。