「百舌鳥・古市古墳群」世界文化遺産登録記念イベント「あべのハルカスで天空古墳さんぽ」が7月13日、あべのハルカス(大阪市阿倍野区)の展望台「ハルカス300」で始まる。
【動画】あべのハルカスで「百舌鳥・古市古墳群」世界遺産登録記念イベント
7月6日に世界文化遺産への登録が決まった「百舌鳥・古市古墳群」。今回の登録活動に当たっては、展望台から百舌鳥・古市古墳群」が一望できることから、あべのハルカスが館内で啓発ポスターの掲出や選定委員による現地視察時でも協力した。
イベントでは、阪南大学の来村多加史教授による百舌鳥・古市古墳群の解説、古代風衣装体験、古墳関係キャラクター(ハニワ課長、まなりくん、つぶたん、ハニワこうてい)の登場を予定する。
そのほか、百舌鳥・古市古墳群のパネル展示、「古墳クロック・ムッシュ」(680円)や「古墳抹茶ラテ」(650円)などの古墳をイメージした飲食メニューの販売を継続する。
来村教授は「小さな古墳まで登録されたのが良かった。大きな古墳は宮内庁が守っているが、小さい古墳は破壊の憂き目に遭う。国の史跡に登録されるとその古墳はつぶされることがない」と世界遺産登録について語り、「古墳の位置はパネルで確認できる。(ハルカス300は)古墳群を見やすい位置にある」とも。
営業時間は9時~22時。展望台の入場料が必要。今月15日まで。