地上高さ300メートルの日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)で6月16日、「阿倍野神輿(みこし)」と「阪南獅子舞」が巡行するイベントが開かれた。
阿倍王子神社の「阿倍野神輿」が、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録、ラグビーワールドカップ2019、大阪・関西万博などのイベントが続く大阪・関西一円の厄よけと運気上昇を祈願する目的で開催。昨年も「阿倍野神輿」の巡行が行われたが、今回は新たに阪南地区の「阪南獅子舞」が加わった。
当日は、「阿倍野神輿」と「阪南獅子舞」が同ビル周辺や、展望台「ハルカス300」などを「わっしょい」の大きな掛け声で巡行。「大阪締め」による祈願も行った。
氏子青年会の原田健治さんは「天気に恵まれて、穏やかだけど勢いのあるみこし巡行ができた。大阪の厄落としを気持ちよくやらせてもらえた」と振り返った。