近畿日本鉄道は12月15日、大阪阿部野橋駅の3番乗車ホームで昇降ロープ式ホームドア(可動式ホーム柵)の使用を開始する。
近鉄は12月10日、同駅3番乗車ホームの全両分(8両編成分)に昇降ロープ式ホームドアの設置が完了したと発表。プラットホームの安全向上を目的に同社初となるホームドアを設置しようと、1月から大阪阿部野橋駅4番乗車ホームの一部に昇降ロープ式ホームドアを試験設置し、9月から3番・4番乗車ホームへの設置工事を行っていた。4番乗車ホームについては、2019年2月初旬の使用開始を予定する。
同社は、車両の長さや扉の位置が異なる条件に対応した新型可動式ホームドアの開発や、大阪難波駅や鶴橋駅など乗降10万人以上の駅への設置に向けて検討を進めるという。