近鉄が保育事業に参入-日本一高いビル「あべのハルカス」に保育園

「近鉄ほいくえん ハルカス」(イメージ)

「近鉄ほいくえん ハルカス」(イメージ)

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 近畿日本鉄道(大阪市天王寺区上本町6)は2月18日、2014年春にグランドオープンを予定する日本一高いビル「あべのハルカス」(阿倍野区阿倍野筋1)17階オフィスロビーフロアに保育園「近鉄ほいくえん ハルカス」を開設すると発表した。

「近鉄ほいくえん ハルカス」エントランスイメージ

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 同ビルは、高さ300メートルで地下5階・地上60階建ての超高層ビル。延べ床面積は約30万6000平方メートル(建設中のタワー館部分は約21万2000平方メートル)。2011年2月に地上工事を開始し、昨年8月に完成時の高さに到達した。今年6月にはタワー館部分の地下2階~14階に近鉄百貨店阿倍野本店が「あべのハルカス近鉄本店」へ名称変更して先行オープン予定。

 保育園は、保育施設などを企画・運営するピジョンハーツ(東京都中央区)と提携して開設。面積は約258平方メートル。月決め保育と百貨店などに来店する人向けの一時預かりも行う。対象年齢は1歳~就学前。定員は約40人。同ビル内に開設予定の屋外型子どもの遊び場、貸し菜園を活用した課外活動も実施するという。2014年春のグランドオープン時期に開園を予定する。

 同ビルのフロア構成は、地下2階~14階=あべのハルカス近鉄本店、16階=美術館、18階=金融フロア、17・21階~36階=オフィス(21・22階=メディカルフロア、23階・24階=キャンパスフロア)、19・20・38階~55・57階=大阪マリオット都ホテル、58階~60階=展望台を予定。

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