「あべのハルカス」ボランティア講座-山崎亮さんと間宮吉彦さんが対談

「あべのハルカス近鉄本店」ボランティア講座で山崎亮さん(写真左)と間宮吉彦さんが対談

「あべのハルカス近鉄本店」ボランティア講座で山崎亮さん(写真左)と間宮吉彦さんが対談

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 たかつガーデン(天王寺区)で2月10日、建設中の超高層ビル「あべのハルカス」(阿倍野区阿倍野筋1)に今年6月、近鉄百貨店阿倍野本店から名称変更して出店する「あべのハルカス近鉄本店」のボランティア・メンバー養成講座(最終回)が開かれ、山崎亮さんと間宮吉彦さんの対談も行われた。

ボランティア・メンバーが活動計画を話し合う

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 同店では、NPOなどの市民活動団体が地域コミュニティー活動できる「コミュニティー・スペース(仮称)」を設ける。同スペースは8カ所で合計約700平方メートル。昨年10月には「縁活」と題し、ワークショップなどを試験的に行った。

 ボランティアは、展開するプログラムなどを案内する「コンシェルジュ」、活動する市民団体をサポートする「サポーター」、情報をさまざまな媒体で発信する「レポーター」の3チーム94人で、昨年11月からコミュニティー・スペースの監修を手掛けるstudio-L(北区)が中心となって開いた講座を受講してきた。

 当日は、ボランティア各班が活動計画を発表し、各チーム間で連携することも確認された。近鉄百貨店からは受講者全員に修了証が贈られた。

 併せて、studio-L代表でコミュニティー・デザイナーの山崎亮さんと同店の空間デザインコンセプトを監修する空間デザイナーの間宮吉彦さんの対談も行われた。

 間宮さんは同店のデザインコンセプトについて「百貨店の決まったカテゴリーではなく、街を作っていく。街に必要なものを集めて、常に変化していくものにしたい。コミュニティー・スペースを基点にいろいろなことができる」と話す。

 山崎さんはボランティア・メンバーについて「かなり熱い。『一緒に何かやりたい』『自分ができることを増やしたい』『ハルカスに関わりたい』の3つの要素が熱くさせている」と分析する。

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