2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開幕100日前となった1月3日、通天閣(大阪市浪速区)が万博バージョンのライトアップを始めた。
通天閣のネオン広告は、現在の2代目通天閣が再建された翌年の1957(昭和32)年7月より広告スポンサーである日立製作所が掲出。2023年9月に大型サイネージを設置するなどのリニューアルを行った。2023年11月には、大阪・関西万博の開幕506日前を記念した特別ライトアップを行い、以降は開幕までのカウントダウンや「くるぞ、万博。」「いのち輝く未来社会のデザイン」などのメッセージ掲出で万博の周知に協力している。万博バージョン点灯は万博カラーである赤と青の点灯を行うほか、「万博開幕、せまる!」などのメッセージを掲出する。
通天閣を運営する通天閣観光の高井隆光社長は「大阪での万博開催は55年ぶり。ここ新世界は明治36年に開催された国内の万博ともいえる『内国勧業博覧会』の跡地に誕生した街であり、万博とは切っても切れない関係です。2025年は新しい発見や挑戦を通じて、通天閣の可能性をさらに広げ、広がりや繋がりを大切にし、世界中から訪れる人々が笑顔になれる通天閣を目指します。『人と人』『文化と文化』が交わる場所として、多くの方々にその魅力が伝わるようにこれからも皆さんと共に歩み続ける通天閣に期待してください」と話す。
点灯時間は日没~22時。今月9日まで。