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天王寺動物園で「天王寺蕪」を地元小学生が収穫-ゾウの餌にも

天王寺蕪の葉っぱを食べるアジアゾウの春子

天王寺蕪の葉っぱを食べるアジアゾウの春子

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で11月26日、天王寺小学校3年生の児童39人が同園で栽培した「なにわの伝統野菜」の「天王寺蕪(かぶら)」などを収穫し、葉っぱをアジアゾウに与えた。

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 同園のサスティナブルガーデンで昨年から、授業の一環で田植え、種まき、収穫などを行っている。当日は、収穫した天王寺蕪の葉っぱをアジアゾウの春子(雌、推定年齢65歳)に飼育スタッフが与える様子を児童が見学。春子が食べると児童から拍手が送られた。

 飼育スタッフは「春子おばあちゃんは食べ物にこだわるので、おいしくないものは食べません。みんなが作ったカブはとても気に入ったようです」と児童に向けて話した。

 天王寺公園では今月30日、動物園などで栽培した天王寺蕪を使ったショウガスープ(限定数)を振る舞うイベント「天王寺蕪収穫祭2013」を開催。ゴーゴくん(天王寺動物園)、ももてんちゃん(天王寺区)などのキャラクターが登場し、天王寺蕪バーガーなどの販売ブースも設ける。開催時間は11時~14時。入場料要。

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