大阪市立自然史博物館で「石は地球のワンダー」 美しい鉱物と珍しい化石

北川隆司鉱物コレクション

北川隆司鉱物コレクション

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 長居公園(大阪市東住吉区)内の大阪市立自然史博物館で4月22日、特別展「石は地球のワンダー ~鉱物と化石に魅せられた2人のコレクション~」が始まった。

宝石になる鉱物

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 鉱物学を研究した故北川隆司教授(広島大学)の鉱物コレクション2000点以上の中からセレクトした約180点、香川県丸亀市在住の金澤芳廣さんが同館に寄贈した化石コレクションを展示。併せて、日本地質学会が選定した「47都道府県の石(岩石・鉱物・化石)」も開く。

 同館の川端清司学芸課長は「北川隆司鉱物コレクションは理屈抜きに、きれい、面白い形の鉱物も見てほしい。金澤芳廣化石コレクションは8000万年前の恐竜がいた時代に海にいたアンモナイト、硬い石の中からコツコツと削りながらきれいな化石を取り出している。香川県で初めての恐竜化石も含まれている」と話す。

 開館時間は9時30分~17時。月曜休館(月曜が休日の場合はその翌日、5月1日は開館)。観覧料は、大人=300円、高校生・大学生=200円。中学生以下と大阪市内在住の65歳以上は無料。6月4日まで。

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