大阪唯一の路面電車「阪堺電車」沿線の飲食店42店(住吉区・住之江区など)が参加する飲食イベント「大阪ちん電バル」が8月10日、開催される。
沿線の魅力を伝えようと企画され、昨年に続き開催される同イベント。阪堺電車の我孫子道~姫松(上町線)・塚西(阪堺線)の周辺がエリア。参加店がイベント用に用意した特別メニューを提供する。
イベントに合わせて、和歌山県の木材(紀州材)を使ったカウンター付きのバー電車「ウットラム紀州号」も運行。浪速区・阿倍野区・西成区・住吉区・住之江区の区長が乗車して、それぞれの区の紹介などを行う(予約制、乗車料金はバルチケット2枚・1ドリンク付き)。住吉公園駅停車後は、バルチケット1枚で好きなドリンク2杯を提供する「トラムバー」として19時~21時に開放する(予約不要)。
実行委員長の下道秀美さんは「てくてくきっぷ(阪堺電車の1日乗車券、600円)で回るのがおすすめ」と話し、「ゆくゆくは天王寺から堺の阪堺全線まで広げたい」とも。
チケットは3枚つづりで2,000円(前売り 1,800円)。ホームページで予約を受け付けている。チケットは当日、住吉大社鳥居前の本部などで扱う。