地下鉄・昭和町駅近くの「カフェ・プーリン」(大阪市阿倍野区昭和町1)で7月26日、子ども10人が「夢のお子様ランチ」を提案するイベントが行われた。
店長の吉武さんが子どもたちの案を基に「お子様ランチ」を作った
同イベントは今月、あべのベルタ(阿部筋3)で開かれたお化け屋敷をプロデュースした田中やんぶさんが代表を務める「A-yan!!関西をアートで盛り上げるNPO」が主催。子どもたちと一緒に考えて作り上げる「子ども帝国」プロジェクトの第1弾で、テーマは「子どもの子どもによる子どものための○○」。
お子様ランチは「オムライス」「プリン」と組み合わせる3種の料理を子どもが考える。当日は、7歳~12歳の子どもたちが料理を絵で描いて提案した。出された案は「ハンバーグ」「ハンバーガー」「エビフライ」「カニ」などで、「四角」「ヒトデ」などの形をしたオムライス、プリンにリンゴをのせたプリンなどの案も。
同店店長の吉武綾子さんがお礼としてプリンと、案を基に即席で作った「お子様ランチ」を振る舞い、子どもたちを喜ばせた。
「子どもたちの案は全部作りたい内容。提案された案から8月にはメニュー化する」と吉武さん。田中さんは「ほかにも企業に持ちかけて、子どもたちと考える企画を進めている」と話した。