寺院「愛染堂・勝鬘院(あいぜんどう しょうまんいん)」(大阪市天王寺区夕陽丘町)で6月30日~7月2日に催される「愛染まつり」で浴衣を着て宝恵駕籠(ほえかご)に乗る愛染娘が6月13日、マスコミ各社を回る恒例の広報活動を行った。
愛染まつりは、関西で最初に浴衣を着ることで別名「浴衣まつり」。「天神祭」「住吉祭」と並び大阪三大夏祭りの一つで、「大阪の夏祭りは愛染さんで始まって住吉さんで終わる」といわれている。初日の30日に愛染娘が宝恵駕籠に乗って谷町筋を練り歩く「宝恵駕籠パレード」と愛染堂の多宝塔の前で「駕籠あげ」を行うのが恒例。今年は「あべのマーケットパーク キューズモール」が出発地点で阿倍野歩道橋も渡る予定。
当日は、315人の応募から選ばれた10人と外国人枠2人の計12人の愛染娘がバスに乗ってマスコミ各社や大阪市役所などを回って広報活動を行った。
広報活動を終えた愛染娘らは「緊張した」「楽しかった」などと話し、「たくさんの人に支えられて祭りができると感じた。祭りの間は笑顔を絶やさないようにします」と意気込む。