通天閣と学生が共同制作「ビリケンみこし」-船場まつりに登場へ

「ビリケンみこし」を担ぐ通天交響楽団と学生

「ビリケンみこし」を担ぐ通天交響楽団と学生

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 通天閣(大阪市浪速区恵美須東1)のオフィシャルバンド「通天交響楽団」と創造社デザイン専門学校(福島区)の学生は共同で、10月12日~14日に開催されるイベント「船場まつり2012」への参加を目的に「ビリケンみこし」を制作した。

通天閣下で初披露した「ビリケンみこし」

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 ビリケンみこしは、10日間かけて学生4人らがデザインして制作。通天閣に今年5月まで32年間鎮座し、現在は同バンドの「メンバー」として活動する幸福の神様ビリケンさん(2代目)を乗せる。

 学生らは、骨組みなどの色を白に統一した理由について「水の都と呼ばれる大阪と、新しいスタートを意味する白に街を作っていくイメージ」でデザインしたと話す。通天閣観光の高井隆光副社長は「若い人とのコラボで大阪を盛り上げていけたら」と期待を込める。

 通天交響楽団は、通天閣が初代から今年7月に100周年を迎えたことを記念して、芸術家集団「イーゼル芸術工房」からの選抜メンバーで結成した。

 船場まつりの同14日に、ビリケンみこしを担いで巡行する予定。野外ライブには同バンドも出演する。

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