天王寺動物園(大阪市天王寺区)は7月5日、同園で飼育しているキーウィのジュンが死んだと発表した。42歳だった。
ジュンは1982(昭和57)年1月にニュージーランドで生まれた雄のキーウィで、同年7月3日に天王寺動物園に来園した。同園によると、6月からは体重が落ちてきたため流動食も与えていた。4日朝、起立困難となっていたため、投薬やブドウ糖経口投与など獣医師による処置を施したが、5日8時50分に死んだのを確認したという。
キーウィはニュージーランドの国鳥。日本国内では天王寺動物園が唯一飼育しており、プクヌイ「雌、36歳」1羽のみとなった。