ラーメン店「24世紀ラーメン あべのハルカス店」が3月2日、あべのハルカスダイニング(大阪市阿倍野区)12階にオープンする。
近鉄百貨店が「人類みな麺類」などを展開するUNCHI(淀川区)とのフランチャイズ契約を結んで自主運営する新ブランドの1号店。店舗面積は144.99平方メートルで、席数は30席。店名はUNCHI社長の松村貴大さんが、あべのハルカスに訪れた際に頭に浮かんだ「24世紀」を採用。「人類みな麺類」の「近未来ブランド」として、その世界観を表現した内装にしたほか、原始時代から江戸時代、令和時代、「麺類時代」を表現したアニメーションを上映する。
近鉄百貨店はフランチャイズ展開強化に取り組んでおり、現在は3店舗のレストランを運営。あべのハルカスには2023年4月から、「ベビーフェイス スカイテラス」「東京メルカート」「洋食屋 伊勢十」を順次オープンした。近鉄百貨店自主・FC事業部の西口哲哉さんは「今後はスタッフのスキルを磨いて、支店でも『24世紀ラーメン』を展開してもらいたいと言われるようにしたい」と意気込む。
ラーメンは、看板商品のしょうゆラーメン「24世紀ラーメン」(1,050円)、土っぽいラーメンという「0世紀ラーメン」(1,150円)、ほか1品を提供準備中。サイドメニューは、「異世紀ぶた丼」(400円)、「白ごはん」(200円)。
松村さんは「店の空間、スタッフの連携、器など全てを感じて、『24世紀に来た』と思ってもらえる店にしていきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。