天王寺動物園(大阪市天王寺区)に4月26日、ペンギン舎(ペンギンの家)とアシカ池を移転リニューアルした新施設「ペンギンパーク&アシカワーフ」がオープンする。
新施設は、2016年(平成28)年に策定した「天王寺動物園101計画」に基づき、「海洋動物と遭遇する『地球横断の旅』を通じ、地球規模の海の問題を知る」ことをコンセプトにした整備の一環。
アシカエリアは米西海岸カリフォルニア沿岸の小さな港をモデルに、ペンギンエリアはフンボルトペンギンの生息地である南米チリの「チロエ島プニウィル」をモデルに整備した。
新施設ではフンボルトペンギン22羽、カリフォルニアアシカ4頭をそれぞれ展示。今回のリニューアルにより、アシカ、ペンギンともガラス越しに水中を泳ぐ姿を観覧できるようになった。
24日は、同園ファンクラブ会員向けの内覧会が開かれ、アシカ、ペンギンが泳ぐ姿や飼育スタッフがおやつを与える様子を観覧した。参加者は「ペンギンが泳ぐ姿を見られて感動した」と話していた。
開園時間は9時30分~17時。月曜休園(休日の場合は翌平日)。入園料は、大人=500円、小中学生=200円ほか、