「幕末土佐の天才絵師 絵金」展が4月22日、あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区、あべのハルカス16階)で始まる。
「絵金さん」の愛称で、地元高知で親しまれた土佐の絵師・弘瀬金蔵の作品を紹介する同展。金蔵は、幕末から明治初期にかけて数多くの芝居絵びょうぶや絵馬ちょうちん、五月の節句ののぼりなどを手がけた。高知では絵金の芝居絵びょうぶを神社の夏祭りに飾る風習が残っている。
同展では、びょうぶ絵・絵馬ちょうちんなどの代表作をはじめ、約100点の作品を展示する。高知県外では半世紀ぶりの大規模展になるという。
開館時間は10時~20時(土曜・日曜・月曜、祝日は18時閉館)。観覧料は、一般=1,600円、大高生=1,200円、中小生=500円。4月24日、5月8日・22日休館。6月18日まで。