通天閣(大阪市浪速区)の屋外広告リニューアルで南広告面にLEDサイネージビジョンが設置される。同塔と運営する通天閣観光(同)、広告スポンサーの日立製作所(東京都千代田区)が2月28日、発表した。
同塔のネオン広告は、現在の2代目通天閣が再建された翌年の1957(昭和32)年7月より広告スポンサーである日立製作所が掲出。以来、大阪名物のような存在で2011(平成23)年にはネオン管の大部分をLEDに取り換えるなど、5、6年ごとにリニューアルを行っており、昨年8月からリニューアル工事で消灯している。
設置されるLEDサイネージビジョンは縦約32メートル、横約3メートル。動きを取り入れた広告などの表示や、通天閣と日立の情報発信を行う。文字をスクロール表示できるため、文字数制限のない発信が可能となり、多言語表示にも対応するという。
再点灯は今年9月の予定。