天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山町)で3月から、グラントシマウマ、ヒツジ、エランドの赤ちゃんが続いて公開され人気を集めている。
2月15日に生まれたエランド(ウシ目ウシ科)の赤ちゃん「カケル」(雄)は4月10日に公開。現在は火曜・木曜・土曜・日曜に限定公開している。2月18日に生まれたグラントシマウマの赤ちゃん「ミライ」(雌)は3月24日に公開。4月4日にはヒツジの赤ちゃんが生まれ、こちらも公開している。
休日は、それぞれの園舎に人が集まり、写真を撮ったり子どもが「赤ちゃん」と声を掛けたりする様子が見られる。
「カケルは生まれて1時間で立ち。今では約2メートル飛べる」と飼育スタッフ。「初めてアフリカサバンナゾーンに放した時は電柵(逃げないように囲っている)にぶつかって壊した。ミライに追いかけられてパニック状態になったので、別々の時間に公開している」とも。
開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、大人=500円、中学生以下・65歳以上(大阪市内在住)などは無料。