天王寺動物園のアジアゾウにケーキをプレゼント-来園62周年祝う

ケーキを贈られたアジアゾウの春子

ケーキを贈られたアジアゾウの春子

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 天王寺動物園(大阪市天王寺区茶臼山)で4月8日、アジアゾウ「春子」に来園62周年を祝い特製ケーキが贈られた。

天王寺動物園のアジアゾウ「春子」

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 春子(雌)は1950(昭和25)年4月14日にタイから来園。推定年齢64歳で、人間に例えると90歳の高齢だという。日本の動物園の中では1カ所で飼育されるアジアゾウの飼育年数の最長記録を持つほか、国内では2番目に長生きしている。

 当日は、近鉄百貨店が提供した食パンに好物のリンゴを飾った特製ケーキを春子に贈った。春子が多くの人に見守られる中、最初にリンゴを食べると来場客から大きな拍手が起こった。ケーキは5分ほどで平らげた。

 飼育スタッフからは「右目が白内障で見えていなくて左目も悪くなってきているので、鼻先で確認しながら端を歩いている」と現在の体調などを説明。「食欲は旺盛で毎日約80キログラムの草を食べる」とも。

 開園時間は9時30分~17時(入園は16時まで)。月曜休園(祝日の場合は翌日)。入園料は、大人=500円、中学生以下・65歳以上(大阪市内在住)などは無料。

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