紙芝居師が競うイベント「紙芝居グランプリ2023」が2月18日、阿倍野区民センター(大阪市阿倍野区阿倍野筋4)小ホールで初開催される。主催は一般社団法人「社会の窓社」(西成区)。
同法人代表理事で紙芝居屋のガンチャンこと岩橋範季さんが「世の中の紙芝居のイメージを変えたい」と企画。「全国からよりすぐった」という8組の紙芝居師が出場し、紙芝居の主なターゲット層に面白いものを選んでもらおうと、審査員は小学生8人が務める。
岩橋さんは「世の中の紙芝居のイメージを変えたいのと全体のレベルアップを図りたい。(日本一の漫才師を決める)M-1のように、紙芝居師がメディアにどんどん出られるようになれば」と開催理由を明かし、「紙芝居は、大人の方は『子どものもの』、小学生高学年でも『そんな子どものもの見ない』というイメージ。大人も子どもも見ない、ピンポイントの狭いところにしか刺さっていないのが現在の紙芝居の状況。大人や子どもが見ても面白い紙芝居があることを、イベントを通じて知ってほしい」と期待を込める。
15時開始。入場無料。定員は300人(先着順)。