台湾発のライフスタイルショップ「神農生活」の日本1号店が4月9日、あべのハルカス近鉄本店(大阪市阿倍野区)タワー館10階にオープンする。近鉄百貨店が3月16日、発表した。
神農市場有限公司が運営する「神農生活」は、ニューヨーク発祥の食に関するセレクトショップに強くインスピレーションを受け、料理を食べることや作ることが好きな人のために「夢のような食材が集まる場所を提供したい」と考えて生まれたブランド。台湾国内の老舗メーカーとコラボしたPB(プライベートブランド)商品も開発している。台湾では現在、花博店(台北)と南西店(台北 中山駅前)の2店舗を展開している。近鉄百貨店は2020年1月に神農市場有限公司と、日本で初めてフランチャイズ展開することに合意したと発表していた。
今回は併せて、レストラン「食習」や、台湾茶のセレクトショップ「Oolong Market(ウーロンマーケット) 茶市場」も同時オープンし、3つのゾーンが誕生する。3店の総面積は825平方メートル。
「食習」は、台湾の郷土料理を定食スタイルで味わえる店。メイン料理を9種類の中から選択する「定食セット(メインディッシュ、季節野菜、スープ、小鉢2種、ご飯)」(1,320円~)や、ホイップクリームを付けて食べるのがおすすめという「たまごカステラ」、ソーダにかんきつ系のシャーベットをのせた「バラローゼルソーダ」などを用意する。
「Oolong Market 茶市場」は、約100種類の台湾茶、茶器、茶菓子などを販売。約15 種類の台湾茶(ウーロン茶・紅茶)とドライフルーツやパイナップルケーキなどの茶菓子が楽しめる約50席のティーサロンも併設する。
営業時間は10時~20時。