新型コロナウイルスの感染拡大に伴い発令された緊急事態宣言が大阪など6府県で3月1日、解除された。通天閣(大阪市浪速区)では同日、「大阪モデル」での黄色ライトアップを始めた。
新型コロナウイルスの感染拡大・収束状況を判断するための大阪府独自の指標・基準となる「大阪モデル」。通天閣を運営する通天閣観光が昨年に続き大阪府からの要請に応え、「大阪モデル」ライトアップを実施。府民に対して感染防止に注意を払ってもらうことを広く発信するためで、注意喚起を表す黄色で点灯した。点灯時間は、大阪市内飲食店への21時までの営業時間短縮要請を鑑みて、日没時から21時までにする。併せて、LEDビジョンには黄色を背景とした大阪府のキャラクター「もずやん」を映し出す。
通天閣観光の高井隆光社長は「黄色は途中経過。この先の緑色(基準内)の点灯に向けて府民の皆さんの一層のご協力を賜りたい。感染拡大防止につながれば」と話す。
同塔での「大阪モデル」ライトアップは今月7日まで。