通天閣(大阪市浪速区)は12月12日、医療関係者に感謝の気持ちを示す青色点灯(ブルーライトアップ)を始めた。
同塔は今月3日~11日、大阪府からの要請で新型コロナウイルス感染症の府独自の指標である「大阪モデル」の「非常事態」を示す赤信号でのライトアップを行った。青色点灯は同塔を運営する通天閣観光が、患者の治療や感染防止に取り組む医療関係者などへの感謝の気持ちを示すため、今年4月に続いて実施。東面のLEDビジョンには大阪府民と共に苦難を乗り越えていこうと大阪府広報担当副知事を務めるキャラクター「もずやん」からのメッセージ「がんばろな!」も掲出する。
通天閣観光の高井隆光社長は「赤色点灯は大阪府から要請だったが、青色点灯は医療従事者に感謝の気持ちを伝えたいという思いから。(がんばろな!は)府民の皆さんと一緒にこの苦境を乗り切りたいというメッセージを、もずやんに代弁してもらった。(来年は)良い年になれば」と話した。
点灯時間は16時45分~21時(LEDビジョンは24時間)。今月31日まで。